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院長挨拶

ばね指・五十肩・ぎっくり腰を中心にセルフケア術をご提案いたします。動画にも力を入れました。是非ご視聴ください。
新型コロナで医療が疲弊している現状では、患者様によるセルフケア術の進歩が望まれます。このサイトが微力ながら患者様のお役に立てれば幸いです。

「病気と言うのは、患者さんご自身の免疫系の働きにより修復される」と言っても過言ではありません。このサイトでのセルフケア術のモットーは、「免疫の働きを邪魔しない。免疫の働きを手助けする」ことです。
ばね指では、ご自身がバネ現象(指を伸ばす時に引っかかりバネのように伸びる現象)を繰り返すことで、炎症を悪化させます。免疫の働きを邪魔していると言えます。ここで紹介する「指の屈筋腱の2段階伸展法」は、バネ現象を再現させずに指を伸ばすことができます。痛みが無く伸ばせて、炎症が日に日に減り、回復を手助けします。
五十肩のセルフケア術では、夜間痛の対策が最重要です。寝床での姿勢のために、腫れている関節面が接近し、炎症を盛んにします。免疫の働きを邪魔すると言うより、自分で自分を痛めつけています。免疫が働きやすい、セルフケア術を提案します。

寝返りが困難なぎっくり腰では、1~3日の臥床安静が必要です。立ってしまえばどうにか歩け、仕事に出かけるのも可能です。しかし、出勤しますと、腰の筋肉が「過緊張」を起こし続け、回復が遅れ長引きます。腰の関節が「突き指」を生じたのに等しく、3~5日で出勤ができます。セルフケア術により「急がば回れ」であることが理解できます。
ばね指・五十肩・ギックリ腰の多くは、スマホ入力・洗顔・投球動作などの「日常の何気ない動作で生じる病気」です。「小外傷」による病気と言い替えられます。足の捻挫などの明らかな傷による「一般的な外傷」とも、交通事故や転落による「大外傷」とも異なります。小外傷では明らかな傷がありません。治しやすい筈です。患者様が病気を理解し、適切なアドバイスを受けることで、セルフケアが可能となります。

ばね指と五十肩は、同じ腱組織の病気です。腱が紐状か板状かの違いです。ばね指は、「指屈筋腱の2段階伸展法」によるセルフケア術で、どの時期でも対処できます。しかし、五十肩では、夜間痛が生じる、疼痛期の初期という限られた病期にしか、セルフケア術の提案ができません。肩が拘縮した患者様には、このサイトは未熟でお役に立てません。幸いなことに、五十肩の拘縮は何もせずに、1年以内に必ず元に戻ります。皮膚の細胞は数日で新しい細胞に入れ替わります。ターンオーバーと言われています。腱組織の細胞は、ターンオーバーが8ヶ月だそうです。ですから、五十肩は、誰でも1年位で回復するわけで、未熟なこのサイトにとって「体の仕組み」に感謝感激です。

腰痛では、立ち上り・寝返りが困難になり、日常生活が「破綻するぎっくり腰」を最初に取り上げました。腰痛症の中核には椎間板ヘルニアがあります。ヘルニアのように、明らかな病気によるものを「疾患性腰痛症」と言います。疾患性には、このサイトのセルフケア術は苦手です。大きな傷があるからです。一方で目立った傷の無い腰痛を「いわゆる腰痛症」と言い、セルフケア術の出番となります。この中心に「破綻型ぎっくり腰」をすえますと、腰痛全体が見渡せるようになります。

このサイトで提案するセルフケア術は、ユニークな面が多く、教科書にのっていません。私の自己体験と患者様から学んだケア術だからです。ご視聴の皆様は半信半疑と思われます。実のところ、この3つの病気は、未だに教科書でも真相が解明されていません。ばね指では、病気の説明で必ず出てくるコブ状の結節は、その画像を見たことがありません。このサイトでは、結節説には否定的です。急性期では「腱鞘炎による腫脹と肥厚」により、慢性期では「腱鞘の拘縮と腱の縮れ」によると考えています。腱鞘の拘縮が寛解するまで「2段階伸展法」を行います。それ以上に、バネ現象を再現させずに生活を送ることがセルフケア術の急所です。

このサイトで提案するセルフケア術は、ユニークな面が多く、教科書にのっていません。私の自己体験と患者様から学んだケア術だからです。ご視聴の皆様は半信半疑と思われます。実のところ、この3つの病気は、未だに教科書でも真相が解明されていません。ばね指では、病気の説明で必ず出てくるコブ状の結節は、その画像を見たことがありません。このサイトでは、結節説には否定的です。急性期では「腱鞘炎による腫脹と肥厚」により、慢性期では「腱鞘の拘縮と腱の縮れ」によると考えています。腱鞘の拘縮が寛解するまで「2段階伸展法」を行います。それ以上に、バネ現象を再現させずに生活を送ることがセルフケア術の急所です。

破綻型ぎっくり腰は、腰の動きを担っている「椎間関節」が腫れ上がり、日常生活の動作が破綻した状態です。突き指と良く似た病気ですので、1~3日の臥床安静のセルフケアで回復が可能です。腰が抜けたと大泣きしていた大人が、数日でけろっと笑っている。まるで魔女に騙されたようです。この急変が、西洋で言われる「魔女の一撃」の由縁ではないでしょうか。
「椎間関節」は、首にも背中にもあります。このサイトでは、「ぎっくり首」と「ぎっくり背痛」と名付けました。似ていますが特徴的な違いがあり、それぞれのセルフケア術をご紹介します。

「椎間関節の変形性による関節症」の考えを取り入れますと、「いわゆる腰痛症」での「筋々膜性腰痛」の占める割合が意外と少ない感じになります。筋膜は痛みを起こしやすいですが、筋肉そのものは意外と痛まないと捉えています。
長々となってしまいましたが、以上のモットーで発信していければと考えています。
ご視聴の皆様のセルフケア術に、少しでも参考になれば幸いです。